自然の力を生かす「自然農法」の

今ファミリーファーム

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りんごができるまで

イラスト リンゴは秋に収穫されます。収穫が終わったら農家は冬の間お休みだと思っていませんか?違うんですヨ!冬の間に次の収穫に向けての準備が始まるんです。


写真1月~3月

リンゴの木の枝切り(剪定作業)

この期間は、剪定といってリンゴの枝を切ります。樹の中まで日光が入るよう、良いリンゴが実るよう、樹の形を整えます。今ファミリーファームでは、お父さんの久二さん・ご主人の明彦さん・道代さんが園地1,000本の樹を1本づつ剪定します。


写真4月

粗皮削り。肥料を蒔きます。

雪がとけて暖かくなってきたら、金ゴテでりんごの古い皮を削ぎ落とす粗皮削りを行ないます。一本一本削るのは根気のいる作業です。そして、りんごの木一本一本の根元に、自家製完熟堆肥を蒔きます。私達が御飯を食べるように、樹だって栄養が必要です。でもこれが結構な重労働なんです。


写真5月

リンゴの受粉と摘花作業。

青森もようやく春めいてきて、リンゴの白い花が咲き始めます。リンゴの花の咲いている期間は10日位。マメコバチを園内に放し、受粉を手伝ってもらいます。この時期、今さんもマメコバチと同様、良い実を成らせるように、中心の花だけを残して脇の花を摘む「摘花作業」で大忙しです。


写真6月~7月

摘果(実すぐり)作業病
気等予防のための袋掛け

受粉して実が付いたら、今度は大きくて良い実だけを残す摘果作業が始まります。今さん家では、このとき袋かけをします。リンゴ1個に一枚づつ。20万枚もの袋を掛けていくんです。どうしてって? 今さん家では、なるべく農薬を掛けないために、袋を掛けることによって、病気や虫を防いでいるんです。


写真8月~9月

袋をはぐ作業。

今度は20万枚の袋をはいでいきます。リンゴの種類によって、一重の袋と二重の袋があり、時期をずらしてはいでいきます。

5月~9月

草刈り作業。

リンゴ園では、土の水分蒸発や浸食を防いだり、有機物を補給するため草を生やしています(草生栽培)。でも草が伸びすぎるとリンゴの木の水分を奪ったり、虫が発生するので、草取りをします。これが結構回数が多くて大変!他にも、薬剤に頼らずに虫からりんごを守るために、リンゴジュースと焼酎をブレンドした甘い液を木にたくさんぶらさげます。このトラップもお手製です。

9月〜11月

収穫!

農家の1年がようやく報われる日がきます。台風や雹など、気象によって無事に収穫できるかが心配。収穫が終了するまで気が抜けません。
☆早生のりんご:つがる等
☆中性種のりんご:紅玉・ジョナゴールド等
☆晩生種のリンゴ:ふじ・こうこう等
それぞれ収穫される時期が違います。

写真

写真11月下旬〜12月

がんばったりんごの樹に御礼。

収穫し終わった樹に「お疲れさん、有り難う」と自家製完熟堆肥を入れます。良かった良かった!今年も無事終わった!


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